こんにちは!うちやまです。
教員生活を何年間か続けていくと、以前担当したのと同じ授業を担当する機会が増えてくるはずです。
そのとき、前回使った教材が残っていると思いますが、私は原則として毎年教材を更新するようにしています。
もちろん毎年教材を更新していくのは大変ですが、それでも私はあえて毎年更新にこだわっています。その理由やメリット等をお話しできればと思います。
それでは、始めましょう!
前回の教材、使いまわしていませんか?
授業が始まる5分くらい前になって
「いけね、次の授業の準備しなきゃ!」
(パソコンを操作しながら)
「えーっと…あのプリントどこだったっけ…」
「あったあった!これを印刷して…と」
「よし、準備完了!去年やったことあるし何とかなるでしょ!」
(教室に向かう)
…という感じの先生っていませんか?
周りの先生がそうかもしれませんし、ひょっとしたらご自身がそういうタイプかもしれません。
教員生活を何年か過ごすと、当然ですが以前やったことのある授業を担当することがあります。そして、前回使った教材が残っていたりするので、それを使いまわして授業をしてしまうこともありがちです。
理由1:自分の教え方が変わっているはずだから
教員生活30年、という大ベテランの先生ならともかく、まだまだ発展途上の僕たち若手は、日々「ああでもない、こうでもない」と授業と格闘しているはずです。なので、1年前の自分に比べたら、教え方は確実にレベルアップしているはずです。
とはいえ、プリントを1から作り直すとなると膨大な時間がかかってしまいますよね。そこで、私の場合は次の2点に絞って更新しています。
① 具体例や練習問題は適切か?
② 構成は適切か?
① については、去年の授業のときに「この具体例で説明しても生徒がピンときてくれなかった」とか「この練習問題はいきなりやらせるにはハードルが高すぎたから、事前にもう1題はさんだほうがよかった」などの「実感」が残っているうちにプリントを改定してしまうのが本当は良いですね。
② については、去年は「A→B→C」という構成でプリントを作ったとしても、今年は「A→C→B」という構成で教えた方が良さそうだ、と思えば構成を入れ替えます。構成を変えなくても、話す順番に気を付ければいいだけでは?と思いがちですが、生徒からすればあっちこっちに内容が飛ぶのはわかりにくいですよね?
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